【京セラロボティックサービス導入事例】 ばら積み部品の整列配膳作業自動化の技術紹介

今回は、前回配信の京セラロボティックサービスを活用した導入事例ばら積み部品の整列配膳作業の自動化の技術紹介です!

この作業の自動化はどのような技術で実現しているのでしょうか?

本記事をお読み頂き、弊社の技術を一層ご理解頂けますと幸いです。

円柱状ワークをAIと3Dビジョンで正確にピック

本件は端部形状の違う円柱状のワークがランダムにトレーに収められている状態から取り出し、端部上下を揃えた上で整列配膳する作業を自動化しました。

弊社が提供する「京セラロボティックサービス」(https://www.kyocera.co.jp/prdct/robotics/)によって知能化されたロボットが複雑に重なり合った円柱状のワークを正確に認識することで実現しています。

赤色になっているワークは実際にロボットがワークを認識していることを示しています。

この認識に使用されているAI技術がインスタンス・セグメンテーションです。インスタンス・セグメンテーションに関しては、過去の記事を参照ください。

【連載・全3回】 ロボットテクノロジージャパン2024 京セラ展示の技術紹介(1)

バーチャルシミュレーションで最小化設計

設計時に京セラ独自のバーチャルシミュレータを用いてレイアウト検証を行うことで、ロボットアームの可動領域の最適化を図り、設置面積を最小化しています。

「京セラロボティックサービス」ではお客様のワークやトレーなどに最適化された認識モデルの作成、および画像処理アルゴリズムと組み合わせたティーチングを京セラが実施致します。さらに、運用後のAIモデルのメンテナンスもサービスに含まれております。この為、お客様はAI技術の習得や人材獲得にコストを費やす必要がなく、お客様の事業の付加価値を生み出す作業にリソースを集中させる事ができます。

京セラロボティックサービスについて内容を詳しく知りたい方はお気軽に資料のダウンロード、またはお問合せください。

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