患者様家族との介護記録共有が可能に。訪問介護業向け「介護記録のかんたん電子化」
現在、介護業界において、ITを活用した効率化が大変注目されています。
介護業界は未曾有の人不足に陥っており、2025年には約38万人の人材不足が予想され、その解消のために、ITの活用が有効な手段となります。
介護事業は、紙を使ったアナログな業務が多く、それにより事務作業の負担が多いというのが現状です。紙での業務をITによって電子化し、効率的にすることで人手不足の解消に一役買うことができるのです。
介護記録における2つの課題
介護記録における課題を2つご紹介いたします。
一つ目の課題は、介護者家族に対する課題です。
介護記録を介護者家族に報告するために、月1回郵送で送付するなど、紙の介護記録では、郵送コストが掛かり、リアルタイム性も損なわれます。
二つ目の課題は、介護職員間での情報共有に関する課題です。
介護職員同士で、業務のToDoリストを共有し、作業漏れを防ぎたいと考えていましたが、良い方法が見つからず、手付かずの状態でした。
複合機とクラウドサービスの組み合わせで、簡単に解決
そこで、京セラ複合機と、京セラ複合機から直接クラウドストレージと連携できるアプリケーション「FleekdriveConnect」を組合せることで、前述の2つの課題を解決しました。
手書きの介護記録を、複合機からスキャンし、その際に、保存先フォルダとファイル名属性をパネル上で選択し、ダイレクトにクラウドストレージ「FleekDrive」に電子保存します。介護者家族は、インターネットを介して、介護記録が入ったフォルダを閲覧いただく事で、リアルタイムに介護記録を見ることができます。
また介護事業者側は、介護記録を郵送する作業工数と郵送コストを削減できました。
更に、業務のToDoリストをFleekdrive上に置くことで、他拠点同士の職員や、外出中の介護士でも、Fleekdriveの共同編集機能を利用し、ToDoリストの更新や確認をリアルタイムに実施できるようになり、作業漏れ防止と情報共有の促進に繋がっております。
このように、紙の介護記録であっても、複合機とクラウドサービスを組み合わせることで、簡単に、すぐに業務効率を改善することができます。
業務でお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。