事例「製造業」既存の勤怠用IDカードを活用し、従来70時間かかっていた、複合機認証の管理工数を削減。
お客様の課題
一般事務書類のプリントやスキャンを目的に、使用している複合機の入れ替えにあたり、従来は複合機1台ごとにユーザー情報を登録し、部門管理を行っていました。しかしながら、人事異動・組織変更の際に、複合機の部門管理情報の変更作業だけで、5年70時間という、膨大な工数がかかっていました。
また、すでに勤怠用として全社員にIDカードが配布されており、このIDカードを使用した認証管理を行うためには、IDカードで使用しているMifare規格に対応した認証管理のシステムが必要でした。
認証印刷のためだけに、Felicaカード規格へ変更、もしくは追加カードの発行は、経費面でも運用面でも課題となっていました。
社員IDカード情報との連携で解決
TASKalfa複合機と、TASKGUARD サーバーレス認証印刷を導入することで、勤怠用の社員IDカードを活用し、複合機に祥、社内のPCログインユーザー情報、社員IDカード情報の一元管理が可能となりました。これまで、組織変更・人事異動があった場合に、これまでは複合機ごとに個人情報の登録設定が必要でしたが、今後は、その情報システム部門での工数が削減できます。
また、プリント管理を使用し、部署ごとに設置していた複合機を、他部署で共通使用できるようになりました。
お客様の不安に対して
京セラはこれまで納入実績のないメーカーだったこともあり、機械の安定性、保守対応などの実績が無く、メーカーの変更に対する不安があり、実際に要望通りにシステムが稼働するか心配されていました。
しかしながら、不安となっている保守対応についても、従来メーカーと遜色ない対応が可能なことを理解頂くと共に、従来では、複合機1台ごとにユーザー情報を登録していた、部門管理や、人事異動・組織変更の際に膨大な工数が削減され、既存の社員IDカードを利用できるメリットに魅力を感じ、導入を決定頂きました。
PCからの印刷指示を複合機に記憶し、IDカードをかざすと印刷が始まるサーバーレス認証印刷システム
「機密文書などは、のぞき見されたくない」「紙の取り忘れによる情報漏えい防止を実現したい」が「導入コストは低く抑えたい」というお客様に最適な、TASKGUARD サーバーレス認証印刷。
サーバーが不要のため、低コストかつ迅速に導入が可能。出力方法は、社員カードなどの既存のIDカードをかざしてから印刷を開始されるシンプルな運用が可能で、印刷物の混在防止はもちろん、紛失防止、さらにミスプリント防止にもつながります。
また「複合機が利用が重なった時の順番待ちがストレス」といった課題に対して、「どこでも印刷機能」で解決できます。同一ネットワーク内にある他の複合機・プリンターにIDカードをかざせば、その機器から印刷物を取り出すことができます。A4複合機にも対応しているため、幅広いお客様にご利用いただけます。
導入の効果
・勤怠用の社員IDカードの活用した認証印刷を実現
・社内のPCログインユーザー情報と社員IDカード情報との連携が可能
・複合機ごとの個人情報の設定工数を大幅に削減。
工数削減できた時間(60分/台×14台×5回(年1回)=4,200分)
・サーバーなどの追加ハードが不要で、低コストかつスピーディーな導入が可能
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